ときめきの音がした

たびる秩父から早2週間。

今週はセカダイのみんなと1on1したり、遊んだりすることが多くて、すっかり私の生活もセカダイに染まってきたなって嬉しい実感。

ということで今日はたびる秩父の振り返り。

みんなと過ごした3日間はとってもキラキラしてて。みんなのブログを読んだり、カメラロールの中の写真や動画を見返すだけで今でも永遠ににやにやできる。

だからこそ、このブログでは私がたびるを通して感じた感情をなるべくありのままに残しておこうと思う。時間が経つとどうしても”楽しかった”以外の記憶とか感情って手のひらからこぼれ落ちてしまうから。キラキラに輝く思い出も素敵だけど、私が今回のたびるで感じた悔しさ、葛藤、もやもやもちゃんと掬い上げてあげようと思う。

たびる秩父で学んだこと

私が今回のたびるでいちばん素敵だと思ったのは、どんなシチュエーションに対しても「最高!」って言えるマインド

たとえば、

2日目のチーム別行動のこと。半日間のチーム別行動が終わりに差し掛かり、集合時刻が近づいてきた頃の南極クラスLINEでのやり取り。

セカダイ生:「〇〇チーム、川で遊びすぎて集合時間に遅れそうです」

D:「その正直な遅れ方最高マックス!」

え、意味わからん。なんだこの返信。っていうのが私が真っ先に思ったこと。笑

だって、Dはこの秩父たびるに企画からめちゃめちゃ関わってくれてるわけで。企画チームと一緒に全体のプログラムとか詰め込みたいことを考えて、それをできる限り実現させるための時間設定をしてくれていたと思うし、その計画が崩れちゃうことって運営してくれる側としたら結構負担なことだと思うんだけど。まさかの「いいよいいよ、気にしないで〜」を越えた「最高!」っていう返しに私はもうびっくり仰天。うん。

振り返ってみれば、Dはたびるはもちろん今までのセカダイの活動の中で数えきれないほど「最高」ってワードを使っていると思う。それって簡単そうでいて本当にすごいこと。だって、Dは心から「最高」って思って「最高」って言葉を使っているから。

あ、ちなみに私たちのチームも結局集合時間に遅れた。笑

他にも、1日目の夜に部屋のみんなと絶賛アフリカ縦断中のわたると電話した時。その日にちょうどバックパックを無くして、荷物が半分以上なくなってたにも関わらず、おのわたるはきらっきらな目で「ここまでのピンチだと逆に面白くね?」って言ってた。別に強がりとかじゃなくて本気で。

やっぱりちょっと頭おかしいと思った。笑

私は、この3日間で「置かれた場所で咲きなさい」の精神の真髄を見た気がする。その場その場の状況を本気で楽しむこと、心から「最高!」って思うこと。そんな姿にたくさん触れられて、改めて自分もこういう生き方をしたい!って思えたな。

たびる秩父の後悔

私が今回のたびるを振り返ったときに悔しかったのは、ご機嫌じゃいられない瞬間があったこと。私のWORKは「いつもご機嫌でいること」だから、これを宣言したセカダイという場で達成できなかったのは心残り。

私は人が好き。誰かと一緒に過ごす時間が好き。でも、それと同じくらいに、自分ひとりで感情や考えを整理する時間が私にとっては必要で。

初めてセカダイのみんなと会って、一人一人がとってもきらきらしてた。みんなからとっても刺激をもらった。だからこそ、自分の中で感情の消化が追いつかない瞬間があったりして、思うようにみんなの輪に入れない時もあった。

みんなと一緒にいるのが嫌になったわけじゃなくて、自分の中でいろんな感情がパンクしちゃったり、最年少っていう甘えが出てるな、って感じたり。

みんなと楽しい時間をいっぱい過ごしたかったけど、ちょっと距離を置いて休みたいな、っていう感情のせめぎ合いだったかもしれない。もっといろんなことを飲み込んで、自分の器を大きくしたい、そう思った。これが私の悔しかったこと。

でも、いちばん悔しかったのは、その自分の感情に無意識に蓋をしてしまっていたこと。解散前にあった3日間の感想のシェアタイム。

ー3日間楽しかった!ありがとう!

私はありきたりなことしか言えなかった。というか、この場で自分のマイナスの感情まで曝け出していいんだ、という発想に至らなかった。だからこそ、私の後に「この3日間、常にプラスの感情で過ごせたわけじゃなかったー」という切り出し方をした人がいた時、私的にはかなり衝撃だった。

この3日間、Dから唯一言われていたことは「遠慮しないこと」。わかっていたつもりだったんだけどなあ。全然遠慮してたな、ってことを最後の最後に思い知らされた。勝手にDの言葉を理解したつもりになっていた自分が悔しかった。

まとめ

なんかちょっと重い雰囲気になっちゃったかもしれないけど、たびる秩父の感想は総じて「楽しかった」!またまたありきたりな言葉になっちゃうけど。

自己紹介ゲームに優勝してアイス買ってもらったことも、焼きそばを30人前作っちゃったことも、みんなで踊り狂ったことも、UFOで半分寝ながらいっぱいお話ししたことも、南極バンドの素敵な演奏を聴けたことも。一つ一つの思い出が本当にきらきらしてて、そのどれもがときめきの連続だった。

たびる企画チームのみんな、マサトさん、D、そして南極クラスのみんな、素敵な3日間をありがとう!とってもとっても大好きな仲間が一気に増えてとっても幸せな空間だった!

おまけ

実は、3日目の帰りにがっちょとヒッチハイクをしました!

みんなに「頑張ってね〜!」って送り出してもらえたし、何よりもつっきーからヒッチハイクの報告を催促されているので(笑)、ヒッチハイクのお話も少ししようと思います。

PM14:00。外気温40℃。有料道路に入る前の大通りに陣取ってヒッチハイク開始。わー!初めてのヒッチハイクだー!っていうわくわくと、帰れなかったらどうしよう、っていう不安が入り混じってたな、

ヒッチハイクを始めて10分くらいで川越の自宅へ帰る途中の方が止まってくれた。その方は昔トラックの運転手をしていて、何度もヒッチハイクをしている人の姿は見たことがあったけど、仕事中にはスルーをせざるを得なかったという経験から私たちを見つけて止まってくれたんだって。車の中ではずーっとお話をしてくれるとっても気さくな方だったし、SAで私たちにお茶も買ってくれたりして。高坂のSAでお別れするときには何回も「頑張ってね」、「気をつけてね」って送り出してもらいました。

お別れをした後は、次の車探しへ。これまた20分もしないうちに優しいご夫婦が声をかけてくれて、そのまま都内まで連れていってくれました。降ろしていただいたところから電車に乗ったら10分もしないうちに新宿に帰って来れてなんだかびっくり。ああ、本当に帰って来れたんだー、っていう自分でもそんなに実感がなくて、とりあえず南極クラスのLINEでみんなに報告。なんかいっぱい褒めてもらった。へへ。

初めてヒッチハイクをしてみて、乗せていただいた皆さんのあたたかさはもちろん、なんといってもがっちょの存在にとっても救われたな。

スケッチブックを掲げていると、どうしても多くの人から視線を集めたり、そのままスルーされたりしたし、さらに炎天下の中載せてくれる人を待ち続けたのは結構きつかったけど、がっちょが本当に心から「楽しいね〜」、「最高だね〜」っていう声をかけ続けてくれてニコニコしてくれていたからこそ最後まで心が折れずにヒッチハイクができた!がっちょ、ほんとーうにありがとう!!

ということで、これが私の秩父での3日間の大冒険。

これからもこのセカダイで、心がときめくことがたくさん私を待っている気がしてにやにやしちゃうな。

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