風に触れた

昨日私は自然の息を感じた

川が揺れる音を聞いた

石が川に弾かれてまた包まれていくのを見た。

私が会いたいと言った時に時間を作ってくれた方に連れて行ってもらった。

私は夢がある。

やりたいことがある。

0から1にする、できる未来が目と鼻の先にある。ただ覚悟がなかった。そう気付いてから声を出して伝え始めた。

覚悟がないなんてこれからすごいことをやるみたいだけど、実際は人の縁と偶然の積み重ねで私の手元にやってきただけ。

偶然で突然

だからその先の責任と不安が見えたとき輝き以上の暗さを感じた。恐れた。

まず最初に同じ言葉を使って不安を伝えた人に会った。

次に受け入れてもらう自信がある人に話した。

そして空みたいな

夕陽も惣闇色も虹も映し出してきたような人に話した。

私の感じたことから連想しただけでまだ判断するには早いかもしれないけど、空が似合う人だと思う。

少しずつ少しずつ

夢を伝えることの恐れが消えていった。

私の不安を分解して

何が足枷なのか一緒に考えてくれた。

隣にいて話してくれた。

それだけでよかった。

話がきけてよかった。

縁と縁を繋げてもらって

掴めないし敵わないし近付けないと思ってた人達から

共感の声をきいた。

衝撃より安心が勝った。

一日中運転してくれて

素敵な場所に連れていってくれて

たくさん話をきいてくれて

話をしてくれて

水切りが上手で

美味しいお蕎麦と

スイートポテトを一緒に食べて

人と人の縁を惹きつける場所に連れていってもらった。

帰りの車に乗る頃には

夕陽が綺麗で

見つめていたら

あんまり見ると目を痛めるって呟いた。

光はエネルギーで

たくさん浴びたいと思う。でも浴びすぎると枯れちゃう花も葉もある。

近過ぎると危険で

見つめると目を痛める。

それでも照らされた道を頼る。

昨日は本当に気付くことが多かった。でもジェットコースターみたいじゃなくて視点を広げてもらったみたい。

今まで話した人もこれから話す人も

それぞれの視点を持ってて、

それぞれの根を張ってて

それぞれの自然を持ってると思った。

誰かの目を使って空を自然を見ることはできないから、全く別物かもしれないし、すごく似てるかもしれない。

私は昨日光を浴びて走り出すことに決めた。

もう一歩踏み出したし、準備体操もばっちり

もうすぐ夏が終わる。

新しい季節が始まる。

その前に

私の中で季節が変わった気がする。

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