決断をするということ

今日のブログは、セカダイ2期生のじゅんのブログを読んでの僕からのアンサーブログ。

自分がみんなの人生の答えを知っているというわけではなくて、「自分が決断したらこんな体験が待っていた」というお話。

20歳の時に、自分もサッカーをやめてめちゃくちゃ悩んだし、人生がどうなるか死ぬほど考えていたから、その時の自分へ手紙を書く気持ちで今日のブログは書いていきたいと思う。

本当のカッコよさ

ぼくは物心ついた小学1年生から、ずっとサッカーをやっていた。

始まりは、お兄ちゃんがサッカーチームに入る!って言ったのを聞いて、「ずるい!自分も入りたい!」そんな始まりだった記憶がある。

サッカーをやりたいんじゃなくて、兄ちゃんだけやるのがずるい!って感情の方がきっと強くて、今思うと「始まりってそんなふとしたことなんだなぁ。」と少し大人になってみると気づくこともある。

大人になると、「何でそれをやるのか。それをやってどうするのか」

そんなことを尋ねられることが増えていく気がする。

その度に、ストップを入れられて、「スキップしていた時に急に止められて、なんでスキップしていて、どこに行くんだ!」と言われている感じ。

話はズレたけど、始まりは「ふと」したこと。

だからこそ、終わりも「ふと」したことでもいいのかもしれない。

だけど、そのふとしたことを10年以上続けてみると、自分の人生の半分はそれで出来上がり、それがなくなると自分の価値がなくなる気がしてしまう。

ぼくはサッカーをやめたときに、自分はこれから何のために生きて、何を目指したらいいのだろうか。

そう不安に思って、辞めてから3年間死ぬほど後悔していた時期があった。

その間は、生きる意味・死ぬ意味をずっと考え続ける日々だった。

ぼくは決断をして、サッカーを辞めたわけじゃなかった。

高校に入るタイミングで、友達と遊んだり、何か言い訳を見つけて、その流れで夢から遠ざかった。

誰かのせいにして、環境のせいにして、夢を達成できないことがきっとカッコイイと思ってたんだと思う。

「俺は本当はできたのに。」

お前だったら、プロになれる!そう言われて、その言葉のカッコ良さだけ残して、「本当は俺はプロになれたけど、辞めたんだ」って言えるのが何故かカッコよく感じてて、それは時間が経てば、何もカッコイイことじゃないことに3年して気づいた。

自分の人生の大半を費やしたサッカーがなくなり、自分という存在に価値がなくなっていくことが怖かった。

夢から逃げて、大好きな自分から遠ざかること」が人生で1番辛いことを知った20歳だった。

やめても、なくならないもの

死にたい!と泣いていた。

そのくらい後悔していて、他に自分に何があるかわからなかった。

だけど、髪の毛が何百本と抜けても、涙が枯れ果てても、唯一自分にあるものがあった。

それは、「もう一度輝きたい!!」

その気持ちだけが僕にはあった。

今の自分に何ができるかわからないけど、もう一度サッカーをしていたときみたいに、それ以上に輝きたい。

3年間の後悔の後に、僕はついに一歩踏み出す勇気を手に入れることができた。

そこからは、人生がものすごく加速した。

海外留学をしたいと、フィジーに行き、そこで日本中からやってきた学生や年上の人と出逢い、初めて海外の人と話して、そこで世界一周した人と出逢った。

僕はその人の話がまるで映画のようで、今まで自分が全く知らなかった世界の話を聞くことができた。

「僕も世界をもっと見たい!!!」

そんな1つの気持ちが、僕を前に進めてくれた。

友達が決断とは、「決めなかった方を断つことだ」って言っていた。

僕はサッカーから別の世界へと進むことを決めれた。

そして、ちゃんと一歩踏み出せた。

それが、僕の人生の大きな転機だと思う。

自分の人生を「もう一度輝かせたい!!」それを諦めなかったあの頃の自分に今でも感謝している。

人生が旅になる

僕はフィジーに行って以来、人生を進み続け、たくさんのやりたいことを実現してきた。

世界一周
世界青年の船
フィリピン留学
フィジーでの学校建設・高校ボランティア
大学での社会貢献者表彰状受賞
月収200万円
世界一過酷なサハラマラソン・アタカママラソン・ゴビマラソン・イカ砂漠マラソン・南極マラソン
ロバとの旅
世界一周ブログランキング1位
キックボクシング
TED
首相公邸での講演
・・・・

きっとやりたいこと・夢は、最初はふとした瞬間に芽生え、大きな意味づけもせずにやってきた。

ただ1つ言えることは、始めたら全部本気だった。

楽しいことは好きだけど、楽が好きなわけじゃない。

やりたいことの途中に大変なことがあったら、それもやりたいことに変わる。

だから、「心からやりたいことのパワー」はそこにあると思ってる。

純度100%の夢を持てたら、全てがうまくいく。

20代は、人生の100年くらいあるんじゃないかってくらい、めっちゃ楽しかった!!!!!

一言で言うとそうなんだけど、細かくみると大変なこともたくさんあった。

決断も2回した。

仕事を辞める。

彼女と別れる。(結婚か世界一周か。

その時はいろんなことを思ったし、辛かったこともあった。

だけど、それをひっくるめて最高な人生だった。

自分の夢は「自分の人生を輝かせること」

今でも、そこに常に向かっている。

そして、「誰かの人生が輝くキッカケも届けること」ができたら、さらに最高だと思ってる。

最後は地球と一緒に輝きたい!!!

今思うと

自分の「1番遠くにある夢」をサッカーをやめたことで、気づかせてもらえた。

あの時は、本当にキツかったけど、
人生は決断の連続で、選んだ方に旅を進め、新しい出逢いが新しい世界を教えてくれる。
そして、新しい自分の気持ちが芽生えたら、「やってみよう」と小さな行動を積み重ねて、育んでいく。

それが人生の旅を楽しませてくれる。

どんなことがあっても、旅をしていたら人生は終わらない。

今日この街を出たら、明日また新たな出逢いがある。

じゅん、セカダイのみんな、これからも旅を続けていこう!!!

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