日本を旅するようになって。
いろんな人に出会うことが増えるようになって。
都会より田舎が好きなんだって気づいて。
農業とか自然の中で過ごすことが好きなんだと気づいて。
好きになったテレビ番組がある。
「人生の楽園」
私の小さい頃から土曜日の夕方、決まった同じ時間に。
昔は19:00以降のテレビの方が楽しみだったから
正直早く終わってくれ〜というのが本音だった幼い頃。
年を重ねていろんなことを経験する機会が増えて。
すごく素敵な番組だなぁと感じることができるようになった。
(大人になった気がしてる)
心地よいオープニングといつもの音楽からはじまる番組。
西田敏行さんの温かい優しい声。
日本にはこんな素敵なところがあるんだ〜とか
いつかこんなとこに住んでみたいな〜とか
素敵なことをしている人がたくさんいるな〜とか
今たくさんの人が不便より便利を求める社会の中で
便利より不便をとることで、機械を手作業に変えることで
時間は数倍かかるかもしれないけれど
かけた時間に比例して、想いがこもる。
それが失敗に終わっても成功しても、きっと想いの量が多いほど
後悔も増えるだろうけど、きっと清しいし、気持ちがいい。
「逆に不便は人の心に余裕を持たせてくれるのかもしれない。」
そう感じさせてくれるのが、この番組です。
人が何かに夢中になってる姿って素敵ですよね。
夢中になっている人には誰かが寄ってきて、また誰かが寄ってくる。
そうやって輪が広がっていくんですね〜〜
「人生の楽園」エンディング、西田敏行さん
一昨日のエンディングで、西田さんが言っていた言葉。
急いでメモしたから少し違うかもしれないけど。
夢中になっていると人は寄ってくる。
その言葉にハッとさせられた。
便利を追求しすぎて、周りが見えなくなるよりも
心が疲れたら世間が言う不便と向き合い、ゆっくり生きてみる。
そうするといつかは夢中になれるものが見つかって
私の人生の楽園にたどり着くことができるんだろうな〜〜〜。
私がケレケレというフィジーの文化を伝いたいというように。
一度に想いを共有できるSNSだけの発信に頼りすぎず
想いを共有したい誰かと向き合いながら直接私の想いを伝えられたらいいなぁ。
コメントを残す