フンギリ

みなさんやっほ〜
2週間の旅を終え部活に復帰し週6の練習が日常に戻ってきたじゅんです!

最近同じ時間でも密度が違いすぎて
振り返りの時間を取れず苦労してます〜

今回は3本柱で書いていこうかなと思ってます!

1.部活から離れてみて思ったこと
2.戻ったとはいえ不安
3.憧れの試合を終えて

こんな流れです
ではいってみよ〜

部活から離れてみて

一番感じたことは

離れてみるとやっぱりラグビーやりたくなるなあってこと

それと共に決断を先延ばしているなってこと
でもこの期間をとった意味は自分の中ではかなり大きいなと思ったこと

そんな感じ
結局たびる中も気になって動画見ちゃったし、
なんだかんだ気になってしまうもので笑
だからやっぱり俺はラグビー好きなんだななんて思ってました



ちょっと話はそれるんだけど
ここでこれだけは書いておきたいなあって思ったことがあるので、しばしお付き合いください🙇‍♂️


皆が知ってるかどうかはさておき
11月から2週間、部活の監督にお休みをいただいて
熊本のたびるに参加して、九州を旅してきました

でも休みをいただくってことは、その間にもちろんチームメイトは練習をしているわけで、基本的にありえないことなんだよね
それでも休むという決断は僕の中ではかなり大きい出来事で、しかも多くの人たちに筋を通して、許可を得ていかないといけないわけなのよ


休みをとった理由は前々回のブログに書いているので、もしお時間あれば読んでいただきたいんだけど、今回は休みをいただく際の印象深いエピソードを2つほど書きたいと思います




①監督にこの話をしに行ったとき

150人近くいる部活だから、選手個人が監督と一対一で話すことなんてほとんどないんだけど、そんな中監督室の扉をノックし、話に行った

普段あんまり緊張しないタイプなんだけど
この時ばかりはノックする手が震えたし、監督室に入るまで5分くらいモジモジしてました😂

それで意を決して話をしたわけなんですが
監督の反応は、意外とあっさりしてまして笑
もちろん最初は驚いてはいたんだけど
俺だから納得というか、そんなことを言われたんだよね

なぜかっていうと、監督とはラグビーに関係ない話しかしていないから笑

怪我の期間が長かったというのもあるし、上のチームに絡めていたわけでもない
だからプライベートの話とか、要所要所で報告みたいな場面が多かったんだよね

例えば、
1年の終わりの時はラグビー部をやめようか迷ってるという話
2年の始まりはコロナで部活もないからベンチャーのインターンに行くという話
3年の夏前は一人旅した話、ヒッチハイクした話


なんでこんなことを、しかも友達とかじゃなくて、よりによって部活の監督にって感じだよね笑
周りの部員からすると、監督は怖い存在というか、ラグビーを教わる人って認識

だけど俺は怪我でプレーできてなかったし、そういったことしか逆に話してなくて
監督としてもプレー面でいうこともできないし、逆に面白がってくれてたんかなと


多分監督からすると「こいつは変わったやつだなという印象がついていたんじゃないかな笑、自分だったらそんな部員が自分のチームにいたら止めるかも😅

話を戻して、監督と話して今回一番印象に残っている言葉があるんだけど、それは


「人生、ラグビーが全てじゃないからな。リフレッシュしてまた帰ってきなさい」


これが僕の中では大きくて
少なからずっと思っていたことで、たまに同期とそういう話をすることもあったけど
まさかこの人からそういう言葉をもらうとは思っていなかった


監督は大学OBで、大卒でプロに行って日本代表も入って、引退後は社会人チームのコーチ、そして現職。だからキャリアはラグビー一色で、しかもかなりど真ん中を歩いてきているんだよね。
そんな名選手だから、そんな考えなら辞めろとか、サークルに行けとか言われても仕方ないと思っていたし、怒られる覚悟もできていたから、不思議な感覚になったんよね


しかもこれは俺の勝手にそう思っただけなんだけど、監督の表情がどこか寂しそうだったんだよね。どこか自分に言い聞かせているような

自分が所属しているラグビー部は結構強豪校ではあるんだけど、ほとんどが大学でラグビーを辞めるんだよね。社会人になっても続けるのは学年で一人か二人くらい

だから監督の同期たちも今頃社会人としてもベテランになっていて、いろいろな経験もしているから、少なからず自分と比較することが多かったんじゃないかな

しかも大学生の部活に入りながら、多くの部員と違うことを言い出すもんだから、それも相まってそうなったんじゃないかと。(妄想のしすぎかも笑)


②学生コーチ、主務との話

二つ目はちょっとまた別の角度から。

うちの部活には伝統的に、三年生になるときに学生コーチを二人、主務を一人、同期で決めるというものがあるんだよね。しかも選手から。
つまり、ラグビーをやりたいと思っている選手を引退させて、コーチ、主務といった裏方にさせるというもの

これは絶対にないほうがいいし、伝統だからで済ましてはいけない問題なんだけど、
結果として僕の特に仲の良い同期3人が選ばれる形となった

しかも3人中の一人は中学からずっと一緒、もう一人も高校から一緒。その二人は高校の時に主将をやっていて、僕も高校時代は副将だったので本当に仲の良い二人なんだよね

だから自分は「彼らの分まで頑張ろう、ファーストチームで勝利することがいちばんの恩返しになる」という想いもあって部活を続けていたのよね


だから俺が辞めたいというのは彼らに失礼かなと沢山悩んだ
でも自分の人生だし、彼らに嘘はつきたくなかったし、意を決して話に行った

その時にかけてくれた言葉が忘れないんだよね


「俺はお前を戦力としてみてる。それに同期として一緒に頑張って試合で活躍している姿を見たい。だけどこれはコーチとして。一人の友達としてはお前のチャレンジを応援したい。だからどういう決断をしても、じゅんの判断を尊重するよ」


そんなこと言われたらさあ…
余計にモヤモヤしてしまう部分はあったんだけど
俺にはめちゃくちゃ良いかけがえのない友達いて幸せだなあと思ったよね


という僕にとって大きな大切な言葉をもらいつつ
2週間の休みに入った。でもこれがあったらこそ、あの期間がより充実してたんかなと思うな

戻ったとはいえ不安

そんなこんなで2週間何ぞあっという間に終わり
部活に戻って週に6回活動をする日々が戻ってきた

戻ってきた理由としては先ほども書いたけど、
やっぱりラグビーやりたいなというのが一つ

でも一番はこのままフェードアウトして辞めていくのは嫌だったから

監督にも「2週間過ごしてどうするか決めたいと思います」と保険かけて、このまま辞めていく可能性も含んだ言い方をしていたんだけど

時間をとってもなお、大好きな仲間、先輩と最後の思い出作りじゃないけど、今シーズン全力で駆け抜けたと言える自己満を得たい気になった



とはいいつつ不安なのよ笑

なぜなら
10月の充実度が半端なかったから

体がどうなっても良いから全力でやると覚悟を決めてやったあの1ヶ月
自分で言うのもなんだけど、競技人生で一番本気でやった自信がある

休みに入る前の最終日の試合
いつもは途中交代で入るとか、数十分出してもらえるとかだけだったのが、監督に評価していただいて、80分フル出場、勝利することができた。


過去一きつかったけど、心の底から楽しかったし、いつの間にか試合が終わっていた。

こんな感覚は初めてだったんだよね、これが本気でやった達成感なのかなと

「とにかく休まない」決めていたのはそれだけ。
それを辛かろうが体が痛かろうがやり切った、だからこそ楽しいし、この一瞬のために血の滲む努力をする本当の意味がわかった気がした。

それができた経験は一生の財産になったし、個人的にもベストゲームだった。監督にもコーチにもお世話になってる先輩にも、「今日のプレーは良かった」とか「最近頑張ってるなと思ってた」とか、休むこと知らせていない人からも声をかけてもらえた。

でもこうなったのは、
「何よりも覚悟が決まっていたから」
終わりが決まってたから、その終わりを周りではなくて自分で決めたから、だからそうなったと思うし

アピールとかじゃなくて、とにかく自分が必死にやっていれば、見てくれている人はいる
見てくれている人には伝わる


そう感じた


そういった経験をしたからこそ、
10月と同じ気持ちでできるのか不安
そんな状態で部活に戻っていった



だけどそんな中、この前の出来事でようやく「フンギリ」がついた

憧れの試合

11月23日、勤労感謝の日

僕にとっては大きな一日
僕にとっての11月23日はラグビー早慶戦
そして今年は100週年
当初始まった時は一年でいちばん晴れる日だったことからその日になったらしい

この日は、人生で唯一毎年同じ場所に行く日
かれこれもう10年以上、毎年神宮にあるラグビー場へ足を運ぶ

実力的にはスター軍団の早稲田が上で雑草軍団の慶應がくらいつく
泥臭いタックルで決して最後まで諦めない
実力差はあるはずなのになぜか僅差の名勝負になる
そんな選手たちの姿に憧れてラグビーを続けてきた


だからラグビーやっているのもプロになりたいとかじゃなくて、早慶戦に出たいから
その一心でラグビーを続けてきたのかなと今となっては思う


大学入ってから一年生の終わり、二年生の終わり
何度もやめようと思うタイミングがあった。

そのたびに考えることは

「何のためにラグビーを体育会でしているのか」
「なぜ時間のほとんどを犠牲にしてまでやるのか」


でも結局、その先の終着点は
憧れの早慶戦に出たいから、いや出るものだと刷り込まれているから」


もちろん試合で勝った時に楽しいとか、仲間と練習したり、喋ったりするのが楽しいからとかもあるけど

結局はそこ。

10年間以上毎年同じ会場に足を運び、観戦をして
大学生になったら俺はこの舞台で試合に出ているんだろうなと思っていた
逆にいえば、その憧れをなかなか捨てきれなかったから辞めることができなかった。でもここまで思い入れのあったからこそ、続けてこれた
表裏一体ではあるけど、今となっては簡単に投げ出さなくてよかったなと思うけどね


そうして今年の早慶戦も幕を閉じたんだけど
今年のスタンドから部員たちと見る光景はいつもとは違って特別だった

今までは
「先輩たちかっこいいな俺もそうなりたい」とか「出れなくて悔しいな」とか、自分がそこにいた

でも今回は
「本当にこのチームに勝ってほしい」とか「〇〇活躍してくれ」とか、そこに自分はいなかった

それなのに歴代で一番悔しかった
グランドを走り回って、必死に体を張っている先輩、同期、後輩を見て、心の底から応援していた


そこで
「ああ俺はようやくラグビーに踏ん切りがついたな」
と思えたんだよね


試合に出れない自分に対する悔しい感情が湧かなかったし、一ファンとして応援していた
それと同時にそう思うことはチームにいる人間として失格だし無責任だと思った
なぜならチームにいる以上それを目指すのが当たり前だから

そう思うと、やりたいことへの舵をグーっと切れたのかなって思うんだよね
あくまで感覚だけど笑



ラグビーを離れて新しいチャレンジをすると9月、10月あたりには決めた

決めたんだけど、ラグビーもしたいな、どうしようかなという迷いもあった
二つともしたいことで悩めるのは幸せだけど、決断する怖さにひよってるなと思った
絶対違うチャレンジした方が良いし、ワクワクするのもわかってるし
自分でもそう思っているんだけど、喉の奥に小骨が引っかかっているみたいな
そう思いながらずーっと過ごしてきた


そこからはそめっちさんの「卒業」という言葉をいただいたり
熊本行ったりいろいろ考えたけど
そこに関しては自分にしかわからないと思うんだけど、やっぱり心の底からしっくりきているわけではなくて



でも今回の試合をみて、そこがすとんってふに落ちたんだよね

「うん、俺は違う道に進んで新しい場所で頑張っていこう」

ってね

これから

それで結局やめた後はどうするのって思ったそこのあなた。報告がだいぶ遅くなりましたが、書きたいと思います。もう少しで終わります笑


年末年始でラグビーを引退して、次に行くわけなんですが

その次というのは

休学してオーストラリアに行く!


具体的には来年2月から9ヶ月ほど
詳しい理由とかはいろいろあるんだけど
それはまた書くとして


そこに至った背景とか、悩みも沢山あって
けいすけさんに話聞いてもらったりとか、学校の仲間と話したりとか
今留学している人に聞いたりとか色々ありました
もし気にになる方がいれば、ぜひ話しましょ〜


辞めることを決めた時は海外に行くことなんか
頭の中にこれっぽっちもなかったんですけど

休学して一年もあるなら、言語も通じない、自分の常識が全く通用しない場所で
チャレンジして大きくなって帰ってきたいなと
そんな支離滅裂な自分をサポートしてくれるみんな、特に両親には感謝しかありません

ありがとう

部活をやめて休学する以上、ただ遊んで帰ってくる気はさらさらないし
自分でスケジュールを決め動く、そんな当たり前のことから始めて行きたいと思います
抽象的なことしか書いてないんですけど、それはまた次回と言うことでご容赦ください🙏

でも少なくともセカダイ2期が1月末で終わったら、すぐに日本からいなくなっちゃうので、じゅんと話してみたい、もしくは可哀想だから会ってやろうと思ってくださっているそこのあなた、ご連絡くださーい☎️
いつも通り部活はありますが、フッかるに参上いたします〜
こんな感じで今回は終わりたいと思います






ではでは、また次回〜

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